かつてはGlobal Embedded Processor Debug Interface Standard Consortiumという名称で知られていたNexus 5001™ Forumは、必要性の高い組み込み制御アプリケーション向け組み込みプロセッサー デバッグ インターフェイス規格を定義および開発する目的で、1998年4月に創設されました。Global Embedded Processor Debug InterfaceのNexus 5001™ Forum規格であるIEEE-ISTO 5001™-1999は、ソフトウェア開発と組み込みプロセッサーのデバッグに汎用的なインターフェイスを提供するオープン業界標準です。
半導体やシステムの設計が進化するにつれ、組み込みアプリケーションはより高いパフォーマンスの組み込みプロセッサーを使用するようになっています。これらの組み込みプロセッサーを効率的に使用するには、重要なプロセッサーの機能に容易にアクセスできるソフトウェアおよびハードウェア開発ツールが必要となります。このインターフェイスを標準化することにより、対応するプロセッサー アーキテクチャーにおいてNexus 5001™対応開発ツールを再利用できるようになります。
Nexus 5001™規格では、Samtec独自のEdge Rate®コンタクトシステムを搭載したEdge Rate® ERM8/ERF8コネクターセットを推奨しています。Nexus 5001™ ERM8/ERF8システムには極数10、11、17、23、25、35、40の7種類のサイズがあります。
4つのサイズがそろったソリューション群は、スペースの確保が重要で、最大限のシグナル数を必要とする場合に適しています。ボード・ツー・ボード ソリューションではフリクションラッチを、またケーブル・ツー・ボード ソリューションではより高い嵌合保持力を実現するためスクイーズラッチを採用します。いずれのソリューションも同じメス型ソケットと相互嵌合が可能です。
Samtec PN |
列数 |
極数 |
嵌合 |
---|---|---|---|
ASP-137969-01 |
2 |
11 |
|
ASP-137973-01 |
2 |
17 |
|
ASP-130368-01 |
2 |
23 |
|
ASP-135029-01 |
2 |
35 |